インベナジーは創業者主導の非上場企業で、一般投資家が市場で同社株を直接売買することはできません。投資目線では、共同開発、プロジェクト融資、PPA、インフラファンドなど案件単位で、世界的な開発実績と契約・財務リスクを評価するのが適切です。
38GWの実績と技術分散
同社は232プロジェクト、38GWを展開し、風力、太陽光、蓄電池、天然ガス、送電まで扱います。日本では太陽光ポートフォリオに加え、63MWの留寿都風力を2024年に商業運転へ移しました。複数技術・地域に開発人材とO&M能力を持つことは、案件組成と金融機関からの信用で強みになります。一方、公開される容量には開発中・持分の異なる案件が含まれ得るため、会社全体の設備量をそのまま収益力と見なせません。
非上場案件で見るべき契約
詳細な連結決算、負債、キャッシュ・フロー、案件別利益は上場会社ほど開示されません。共同投資では、出資持分、PPA単価・期間、建設契約、完成保証、金利、税制、系統接続、出力制御、風況、為替、撤去費を精査すべきです。大型開発会社はパイプライン価値が大きい一方、許認可前案件は中止確率も高くなります。発表容量ではなく、融資実行・着工・運転開始・現金回収の段階別に評価する必要があります。
※本稿は公開情報に基づく事業分析であり、出資・契約・設備投資を推奨するものではありません。インベナジーは非上場のため株価チャートは掲載していません。