RE100電力のキャリアは、再エネ電力の小売だけでなく、自己託送、フィジカルPPA、バーチャルPPA、系統用蓄電池、アグリゲーション、EPC、環境価値取引まで実務を横断できる点に特徴があります。大企業の一部門よりも、発電事業者と需要家の間に立ち、制度と設備を組み合わせる仕事に近い企業です。
再エネ導入から市場運用までつなぐ
同社は発電販売計画、市場販売、インバランス管理を担うアグリゲーションを行い、31.350MWの低圧太陽光を対象とするバーチャルPPA案件を支援しています。系統用蓄電池では、設計、系統接続、EPC、JEPX・需給調整・容量市場での運用、遠隔監視まで扱います。2026年にはFITからFIP、オンサイト・オフサイトPPA、蓄電池、水力基盤など9つの解決策をまとめた「24/7 CFB」を公開しました。電力制度、需給管理、契約、電気設備、顧客提案を同時に学ぶ必要があります。
AIが予測しても、案件を成立させるのは人
発電量・価格予測や蓄電池運用はAIとの相性が良く、定型計画は自動化されます。しかし、需要家ごとの負荷、系統空き容量、土地、工事、融資、PPA条件、制度適合をまとめ、実際に運転開始へ持ち込む仕事は人の調整力に依存します。設備が全国に分散し、トラブル対応やO&Mも必要なため、オフィスだけで完結する職種より相対的にAI代替されにくいでしょう。一方、小規模・成長企業では役割が曖昧で変化も速い傾向があります。電力需給、施工、営業のどれを中核技能にするかを意識することが重要です。