丸紅新電力は2024年11月21日10時、山鋼プランテックと中型風力発電を活用する電力供給契約を締結し、再生可能エネルギー電力の調達を開始したと発表しました。青森県と秋田県で稼働する中型風力発電所の電力と環境価値を、送配電網を通じて需要拠点へ供給します。
地域分散型の風力電源をPPAで活用
大型案件だけでなく、地域に分散する中型風力を束ねて需要家へ届ける点が特徴です。丸紅新電力は発電量の変動を需給管理で調整し、山鋼プランテックは事業活動に伴うCO₂排出削減を進めます。発電事業者にとっても、PPAを通じた安定的な販売先の確保は、既存設備の長期運営や新規開発を支える要素となります。
陸上風力PPAの選択肢を拡大
太陽光に比べ風力は夜間にも発電しやすく、需要家の再エネ調達時間帯を広げる効果があります。一方、天候による変動があるため、予測、インバランス管理、複数電源の組み合わせが重要です。両社の取り組みは、中型風力を企業の脱炭素需要につなぐ陸上風力オフサイトPPAの実装例であり、地域電源の市場活用を広げます。