ENEOSリニューアブル・エナジーは2024年12月10日、北海道稚内市、豊富町、猿払村で計画する「(仮称)宗谷丘陵南風力発電事業」の環境影響評価方法書を北海道知事と関係自治体へ提出し、縦覧を開始したと発表しました。総出力は最大270MWです。
宗谷地域に最大45基を配置
計画では、単機出力4.2~6MW級の陸上風力発電機を最大45基設置します。方法書は、配慮書段階で寄せられた国・自治体・住民の意見を踏まえ、今後実施する調査、予測、評価の項目と手法を示すものです。騒音、超低周波音、景観、鳥類、コウモリ、生態系、地形・地質などを対象に、専門家の助言も得ながら検討します。
大規模開発と環境保全の両立を検証
宗谷地域は国内有数の風況を有する一方、希少な野生生物や自然景観への影響、送電網制約、工事用道路を含む土地改変への配慮が欠かせません。270MWは大規模な陸上風力事業であり、北海道の再エネ供給力向上に寄与する可能性があります。今後は現地調査結果を準備書に反映し、影響の回避・低減策と事業性を具体的に検証します。