レノバ、北海道で計170MWの系統用蓄電所3案件を着工

レノバは、北海道の石狩、白老、苫小牧で系統用蓄電所3案件の工事に着手しました。3案件の出力は合計170MWで、運転開始は2027年度と2028年度を予定しています。同社は運転中・建設着手済みの蓄電所を合計352MWまで拡大し、2030年に0.9GWとする目標へ開発を進めます。

レノバが公開した石狩蓄電所の事業用地
レノバが公開した石狩蓄電所の事業用地

石狩・白老・苫小牧で工事段階へ

石狩蓄電所では2026年5月13日、白老蓄電所と苫小牧蓄電所では同月18日に起工式を行いました。安全祈願を経て、各案件は設備の基礎工事や受変電設備、蓄電池システムの設置へ進みます。北海道内の複数地点で同時に建設を進めることで、地域ごとの工期や系統連系条件を管理します。

大型蓄電所は、再生可能エネルギーの余剰電力を吸収し、需要が高い時間帯に放電します。卸電力市場、需給調整市場、容量市場を組み合わせた運用により、電力系統の安定化と事業収益の両立を図ります。

2030年0.9GWへ開発を拡大

レノバによると、今回の3案件を含む運転中・建設着手済みの蓄電所は352MWです。さらに当期に開発中の新規2案件を加えると527MWとなる見込みで、2030年の0.9GW目標に向けて案件形成を加速します。

同社は、再生可能エネルギー発電所の開発で培った用地、系統、資金調達、建設管理の知見を蓄電事業へ展開しています。工事の安全確保と地域との対話を重視し、北海道での運転実績を国内の大型蓄電所ポートフォリオ拡大につなげます。

出典

北海道で3つの蓄電所が着工|レノバ公式

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