株式会社レノバは2026年3月31日17時、静岡県菊川市で開発する「菊川西村蓄電所」について、約60億円のプロジェクトファイナンス融資契約を締結したと発表しました。想定出力90MW、想定容量270MWhの市場販売型蓄電所で、2028年度の運転開始を予定します。
3社が出資、SBI新生銀行が融資
事業主体はアールワン蓄電所合同会社で、レノバ、NCSアールイーキャピタル株式会社、SMFLみらいパートナーズ株式会社が出資します。株式会社SBI新生銀行から資金を調達し、補助金や固定価格買取制度に依存しない市場連動型の事業モデルを構築します。
複数市場で調整力と供給力を提供
蓄電所は需給調整市場や容量市場などに参加し、再生可能エネルギーの出力変動を吸収する調整力と、将来の供給力を提供します。レノバは運用業務を内製化し、市場環境に応じて充放電を機動的に最適化する方針です。本案件を含め、同社の運転中・建設着手済みの蓄電事業は352MWに達します。2030年までの累計900MWという目標に向け、蓄電事業への投資を加速します。