【海外水力発電】J-POWERと安藤ハザマ、ラオス77万kWパクライ水力に参画 EGATへ29年間販売

J-POWER(電源開発)と安藤ハザマは、2026年4月2日、ラオスのメコン川で設備容量77万kWのPak Lay(パクライ)水力発電プロジェクトへ参画したと発表しました。両社にとってラオス初の水力発電事業です。

Pak Lay水力発電プロジェクト公式位置図
Pak Lay水力発電プロジェクト公式位置図

5.5万kWの発電機14台を設置

発電所はメコン川を挟み、ダム右岸をラオス北西部サイニャブリー県パクライ郡、左岸をヴィエンチャン県メート郡に配置します。河川の自然流量を利用する流れ込み式で、5.5万kWの発電設備を14台設置し、合計77万kWとします。商業運転開始は2033年の予定です。

事業会社Pak Lay Power Company Limitedは、JH International(JHI)が51%、タイの大手エネルギー会社Gulf Developmentの子会社が49%を保有します。JHIにはJ-POWERが96%、安藤ハザマが4%を出資しており、事業会社に対する間接持分はJ-POWERが48.96%、安藤ハザマが2.04%です。

EGATと29年間の長期PPA

発電電力はラオスからタイへ送電し、タイ発電公社(EGAT)との電力購入契約に基づいて29年間、全量を販売します。運転期間終了後は、発電所をラオス政府へ移管するBOT(Build-Operate-Transfer)方式です。長期PPAによって販売先と契約期間を確保する一方、建設期間、国際送電、河川流量、環境・社会対応を長期に管理する事業となります。

J-POWERはフィリピンとインドネシアでも水力発電に参画し、東南アジアで技術コンサルティングを展開してきました。安藤ハザマは佐久間ダムを含む国内外のダム建設、Gulf Developmentはタイの発電事業で実績を持ちます。3社はそれぞれの開発、建設、運営の知見を持ち寄り、ラオスの法令と環境・社会に関する国際基準を踏まえて事業を進めます。

出典

J-POWER・安藤ハザマ「ラオス国パクライ水力発電プロジェクトに参画しました」

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