J-POWER(電源開発)は、2025年9月2日、米国テキサス州南部で「チャージャー太陽光発電所(仮称)」を建設すると発表しました。交流出力は39.4万kWで、J-POWERが米国で初めて単独開発する大規模太陽光発電所です。

全米トップ20規模、敷地は約14平方キロメートル
建設地の敷地面積は約14平方キロメートルで、東京ドーム約297個分に相当します。J-POWERの説明では、米国に約440カ所ある出力10万kW超の太陽光発電所のうち、トップ20に入る規模です。米国環境保護庁の換算式に基づく年間CO2削減効果は約58.5万トンを見込みます。
現地では2025年4月に準備工事へ着手し、同年8月から本格工事を開始しました。事業会社への出資比率は100%で、2026年11月の営業運転開始を予定しています。工期、系統接続、資材調達を管理しながら、大型電源を一括して立ち上げる計画です。
米国事業をガス火力から再エネへ転換
J-POWERの米国法人JPUSAは、これまでガス火力発電所の建設・運営と権益売却を進めてきましたが、2020年から太陽光発電の開発に着手しました。チャージャー案件は、ガス火力中心だった米国事業を再エネの開発・運営へ広げる転換案件と位置付けられます。
J-POWERは、中期経営計画2024-2026で国内外の事業ポートフォリオをカーボンニュートラル資産中心へ移行する方針です。大型太陽光は電力需要の増加に対応できる一方、日中に発電が集中するため、市場価格、出力抑制、蓄電設備との組み合わせが事業価値を左右します。