グリーンエナジー&カンパニーは2026年8月7日、子会社のグリーンエナジー・プラスがイーレックスから受注した京都府亀岡市の系統用蓄電所について、建設工事に着手したと発表しました。定格出力は1999kW、公称容量は8147kWhで、両社の連携案件は3件目となります。
イーレックスとの連携は3件目
発注者は、発電、燃料調達、電力取引、小売を手がけるイーレックスです。グリーンエナジー・プラスは系統用蓄電所の開発、設計、施工を担います。両社は宮崎県串間市、東京電力管内の案件に続いて亀岡市で協業し、地域をまたいだ案件形成を進めています。
約2MW・8MWhは、高圧系統用蓄電所で多くみられる4時間容量の構成です。充電と放電の時間をずらして卸市場の価格差を利用するほか、需給調整市場などで調整力を提供する事業が想定されます。ただし今回の発表では、蓄電池メーカー、運転開始時期、アグリゲーター、参加市場は示されていません。
施工実績を全国展開へ
グリーンエナジー&カンパニーグループは2024年に系統用蓄電池事業へ参入し、2026年7月時点で9カ所が稼働、20カ所が開設予定、100カ所以上が新規開発中としています。再エネ発電施設では2026年4月時点で約5500件の開発実績があります。
系統用蓄電池の開発では、用地と系統接続の確保に加え、消防・安全対策、機器調達、施工品質、運用収益の設計が必要です。イーレックスの電力事業基盤と、グリーンエナジー側の開発・EPC機能を組み合わせることで案件を連続化できるかが注目されます。