アイ・グリッド・ソリューションズは2026年8月7日、東京都内の商業施設2店舗で、土日昼間のEV急速充電料金をポイント還元により実質0円相当とするキャンペーンを発表しました。再エネ発電量が増える昼間へ充電需要を移し、余剰電力の有効利用と利用者の経済メリットを両立させます。
50kW急速充電を最大30分ポイント還元
実施期間は8月15日から9月13日までの毎週土日、対象時間は午前9時から午後3時です。西友大森店とトライアル西友花小金井店に設置した最大出力50kWのCHAdeMO急速充電器が対象で、「Myプラゴ」アプリの利用者は1日1回、最大30分間の充電料金相当額を約1週間後にポイントで受け取ります。
対象時間をまたいで充電した場合、還元されるのは午前9時から午後3時までに発生した料金分に限られます。無料開放ではなく、いったん支払った料金を還元する仕組みである点には注意が必要です。
家庭向け時間帯別料金を公共充電へ展開
同社は、週末に稼働が落ちる工場や商業施設で余りやすい屋根上太陽光の電力を家庭へ循環させ、土日昼の電力量料金単価を0円とする「スマ電 ウィークエンドゼロ」を展開しています。今回は、その時間帯誘導の考え方を公共のEV急速充電へ広げました。
再エネの導入量が増えると、発電量が多い昼間に需要をつくる「上げDR」の重要性が高まります。EV充電は開始時刻を動かしやすく、料金インセンティブとの相性が良い需要です。今回は期間・店舗を限定したキャンペーンですが、利用件数、充電電力量、時間帯移行の効果が確認できれば、商業施設を拠点とする昼充電サービスの拡大につながる可能性があります。