【家庭用蓄電池】auでんち、京セラ製5.5kWh小型機を追加 都市部の設置制約に対応

auエネルギー&ライフは2026年8月7日、家庭用蓄電池サービス「auでんち」に京セラ製の小型蓄電池「Enerezza Plus」を追加しました。奥行きと必要離隔距離を抑え、都市部の戸建住宅など、従来機では設置スペースを確保しにくかった住宅への導入拡大を狙います。

京セラ製家庭用蓄電池「Enerezza Plus」(出所:auエネルギー&ライフ/PR TIMES)
京セラ製家庭用蓄電池「Enerezza Plus」(出所:auエネルギー&ライフ/PR TIMES)

奥行き280mm、前面離隔470mm

Enerezza Plusは公称容量5.5kWh、初期実効容量4.7kWhで、蓄電池本体の外形寸法は幅485mm、高さ562mm、奥行き280mmです。必要な前面離隔距離を470mmに抑えました。従来採用している住友電工製「POWER DEPO Rx」は公称13.0kWh、実効12.3kWhで、前面離隔距離は600mmです。

小型機は容量と定格出力が小さくなる一方、隣家との距離や通路幅が限られる住宅でも設置できる可能性が高まります。実際の可否はパワーコンディショナーなど周辺機器を含めた現地調査で判断します。

初期費用0円、電気代を月最大1500円割引

対象は東京都の戸建住宅で、契約期間は15年間です。初期費用、設置工事費、月額料金は0円とし、「auでんきecoプラン」の料金から毎月最大1500円を割り引きます。15年以内に解約する場合は3万3000円の違約金が発生します。停電時には主要家電への電力供給にも使えます。

auでんちは、事業者が蓄電池を遠隔制御して生み出す価値を需要家へ還元するモデルです。大容量機だけでなく小型機を加えたことで、住宅条件に応じて設備を選ぶ運用へ移ります。今後は、設置可能世帯の増加に加え、分散した小容量蓄電池をどの程度まとめて需給調整やDRに活用できるかが事業性を左右します。

出典

auエネルギー&ライフ「『auでんち』小型蓄電池を8月7日より導入」

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