日新電機は、2024年1月30日、従来機より39%小型化した定格出力625kVAの蓄電池用パワーコンディショナ(PCS)を開発し、リチウムイオン蓄電池や外部コントローラなどを組み合わせた蓄電池システムを2月1日に発売すると発表しました。50Hz、60Hzの両仕様をそろえ、全国での導入に対応します。
PCSの小型化により、屋外用シェルター1台に2台を収納できる構成としました。必要なシェルター台数を減らし、従来の蓄電池システムに比べて設置面積を33%削減します。60Hz仕様の初号機は、ピークカット用1MW蓄電池システムとして2023年9月に先行納入されています。
負荷平準化から需給調整まで柔軟に制御
自社設計の外部コントローラと連携し、ピークカットやピークシフトなどの負荷平準化、再生可能エネルギーの出力変動抑制、需給調整に応じた充放電機能を実装できます。PCS、蓄電池、外部コントローラ、高圧連系設備を含むシステム一式の提案にも対応します。
敷地制約のある工場・事業所にも対応
太陽光や風力の導入拡大に伴い、発電量の変動を吸収する蓄電設備の需要が高まっています。一方、既存の工場や事業所では設置スペースの確保が課題となります。今回のシステムは、PCS収納用シェルターの台数を減らすことで、設備容量を維持しながら必要面積を抑えました。
日新電機は、敷地制約のある需要家への導入を広げ、電力需要のピーク抑制、停電時の電力供給、再エネの変動緩和、電力系統の安定化など、多様な用途へ展開するとしています。
出典:発表