シャープ、太陽光の余剰電力を活用するHEMS「COCORO ENERGY」の連携機器を給湯器へ拡大

シャープは、2024年1月23日、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」において、住宅用太陽光発電システムの余剰電力を有効活用する「ソーラー連携」の対象機器に給湯器を追加したと発表しました。AIを活用した家庭内のエネルギー最適化を加速させます。

COCORO ENERGYの給湯器連携
COCORO ENERGYの給湯器連携

昨今の電気料金高騰やFIT(固定価格買取制度)終了後の売電単価下落を背景に、発電したクリーンな電気を自宅で賢く消費したいというニーズが高まっています。今回の機能拡張は、家庭内消費の大きな割合を占める給湯用途へアプローチするものです。

業界最多となる6社製の給湯器との連携を実現

本サービスは、国内メーカー6社が展開する給湯機器との連携を可能にしました。クラウド上のAIが各家庭の生活パターンや過去の発電データを継続的に学習し、気象予報に基づいた翌日の日射量から余剰電力量を高精度に予測します。

算出された予測データをもとに、お湯を沸かすタイミングを自動で制御し、電気が余る時間帯に優先して給湯器を稼働させる仕組みです。利用者が特別な操作を行わずとも、自然な形で自家消費率が向上する設計となっています。

蓄電池を持たない家庭でも高い節電効果を発揮

これまでは蓄電池を併設しなければ余剰電力を十分に活用できないケースがありましたが、本機能により太陽光パネルのみを設置している世帯でも電気代の削減が見込めます。日中の電力を熱エネルギーとして蓄えるシステムです。

同社は、今後もAI技術を活用して多様な家電や住設機器とのネットワークを拡充していく方針としています。各家庭におけるスマートな電力運用を支援し、環境に配慮した暮らしの普及を後押しする構えです。

出典:シャープ プレスリリース

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