雪印メグミルクは2024年11月14日、北海道大樹町の酪農家由来バイオメタンガスを大樹工場で2024年12月末から利用すると発表した。地域資源をボイラ燃料へ転換する。
発表の要点
工場ではホエイ成分回収後の残さをメタン発酵して得るバイオガスを既に活用している。これに酪農家のふん尿由来バイオメタンを混合して燃焼する。2種類のバイオマス燃料の同時利用は国内初としている。
事業・政策上の意味
エア・ウォーターが十勝地域で製造・輸送・供給網を構築し、専用吸蔵容器で工場へ運ぶ。乳業工場の副産物と地域酪農のふん尿を同時に利用することで、化石燃料削減と廃棄物処理、地域循環を組み合わせたモデルになる。
今後の確認点
発表で示された設備規模、開始時期、契約条件や数値目標が、実際の運転・取引・制度運用でどのように実現するかが次の確認点となる。稼働開始、対象拡大、実証結果、制度改定などの後続発表を継続して確認する必要がある。一次情報に示されていないコスト、契約単価、実績値は推測せず、事業者・自治体・官公庁の追加開示に基づいて計画と実績を区別することが重要だ。