【基地局直流給電】NTTドコモなど、1,200V太陽光直流供給システムを開発へ

NTTドコモ、長崎総合科学大学、NXTEC、長崎市は2024年11月12日、太陽光発電と携帯基地局を高電圧直流で結ぶ電力供給システムの開発に取り組むと発表した。環境省の実証事業として実施する。

発表の要点

太陽光の直流電力を1,200Vへ昇圧し、GaN半導体を採用した高効率・小型の変換装置と、発電・基地局需要を協調管理するエネルギーマネジメントを開発する。長崎総合科学大学が2027年の新学部開設を目指す施設への導入を計画する。

事業・政策上の意味

発電から通信設備までの変換段数と損失を減らせれば、基地局の再エネ利用率と災害時の自立性向上につながる。高電圧直流の安全性、保護方式、設備標準化を検証し、通信以外の直流需要設備へ展開できるかも焦点となる。

今後の確認点

発表で示された設備規模、開始時期、契約条件や数値目標が、実際の運転・取引・制度運用でどのように実現するかが次の確認点となる。稼働開始、対象拡大、実証結果、制度改定などの後続発表を継続して確認する必要がある。一次情報に示されていないコスト、契約単価、実績値は推測せず、事業者・自治体・官公庁の追加開示に基づいて計画と実績を区別することが重要だ。

出典