東京ガスは2024年9月25日、千葉県市原市の市原八幡埠頭バイオマス発電所が9月21日に商業運転を開始したと発表した。東京ガスグループが出資する首都圏初のバイオマス発電所となる。
発表の要点
発電出力は75MW、年間想定発電量は約5.3億kWhで、一般家庭約17万世帯分に相当する。FIT売電単価は一般木質バイオマス24円/kWh。運転・保守は東京ガスエンジニアリングソリューションズが担う。
事業・政策上の意味
天候に左右されにくい大規模再エネ電源として、首都圏の需給安定化に寄与する。一方で長期運転には燃料の持続可能性、調達価格、港湾物流、設備稼働率の管理が必要で、年間発電量の達成状況が重要な指標となる。
今後の確認点
発表で示された設備規模、開始時期、契約条件や数値目標が、実際の運転・取引・制度運用でどのように実現するかが次の確認点となる。稼働開始、対象拡大、実証結果、制度改定などの後続発表を継続して確認する必要がある。一次情報に示されていないコスト、契約単価、実績値は推測せず、事業者・自治体・官公庁の追加開示に基づいて計画と実績を区別することが重要だ。