日本精工は、2026年7月30日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表しました。4〜6月期の売上高は2,556億円、営業利益は前年同期比3.1倍の150億円となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は約9倍に増えました。
円安の影響に加え、2025年9月に連結化したステアリング事業と、工作機械・半導体製造装置向け需要の回復が増収増益に寄与しました。構造改革や価格改善も利益を押し上げています。
増益の内訳を見極め
同社は、産業機械事業の増収と体質改善が収益性を高めたとしています。投資目線では、営業利益のうち円安効果52億円や連結範囲変更の影響を除いた基礎的な伸びが重要です。
自動車向けは地域差が残る一方、AI関連投資が産業機械向けを支えます。構造改革効果の定着と、為替が反転した場合にも利益率を維持できるかが今後の確認点です。