日立建機は、2026年7月30日、2027年3月期の連結業績予想を上方修正しました。親会社株主に帰属する当期利益の見通しを840億円へ引き上げました。
部品・サービス事業の拡大と、想定を上回る円安を計画に反映しました。高採算のアフターマーケット収入が伸びれば、建設機械の新車需要が変動しても全社利益を下支えする効果が期待できます。
上方修正の再現性を確認
同社は、第1四半期の実績と為替前提の見直しを業績予想に織り込んだとしています。投資家は、840億円のうち為替寄与を除いた事業ベースの増益幅を確認する必要があります。
部品・サービスの成長は前向きですが、鉱山・建設投資の減速や物流費上昇はリスクです。為替感応度、地域別の新車需要、バリューチェーン事業の利益率が次の評価材料になるでしょう。