オークマは、2026年7月29日、複合加工機「MULTUS U1000/U2000」が日本機械工業連合会の経済産業大臣賞を受賞したと発表しました。5軸加工と旋削を1台で行い、AIを用いた診断機能も備えます。
大型で複雑な部品を工程集約できるため、航空・宇宙やエネルギー関連など、精度と生産効率を求める現場での利用を想定します。複数設備や段取りを減らせれば、作業時間だけでなく設置面積や仕掛品の削減にもつながります。
高付加価値機の競争力
同社は、加工能力と知能化技術を組み合わせ、生産性と安定稼働を高めるとしています。投資目線では、受賞そのものより、対象機種が受注単価やサービス収入、海外販売の拡大に結び付くかが重要です。
複合加工機は顧客の設備投資額が大きく、景気変動の影響も受けます。AI診断による停止時間の短縮効果や保守契約の伸び、航空・宇宙分野での採用実績が今後の確認材料になりそうです。