しずおかフィナンシャルグループは、2026年8月6日、2027年3月期の連結業績予想の上方修正と株主還元策を発表しました。親会社株主に帰属する当期純利益の見通しを1,150億円に引き上げ、年間配当は1株108円、自己株式取得額は上限300億円としました。
第1四半期の資金利益拡大を踏まえ、利益成長を配当と自社株買いの両面で株主に配分します。自社株買いは発行済み株式数の減少を通じ、1株当たり利益や資本効率を押し上げる効果が見込まれます。
還元強化と資本余力
同社は、業績動向や資本の状況を総合的に勘案して還元を強化するとしています。投資家にとっては、1,150億円の利益計画が金利上昇の効果だけでなく、貸出増加や手数料収益の伸びを伴うかが確認点です。
配当と300億円の買い付けを同時に進めるため、自己資本比率や政策保有株式の縮減、信用コストとのバランスにも注目が集まります。買い付けの実施ペースと消却方針は、株主価値への波及を測る材料になるでしょう。