IHIは2024年8月、インドネシアの商用石炭火力発電所でグリーンアンモニアを燃焼利用する検討に関する覚書を締結したと発表しました。既存発電設備の一部燃料をアンモニアへ置き換え、電力安定供給を維持しながらCO2排出を削減する可能性を調査します。
燃料供給からボイラ改造まで評価
検討では、再エネ由来水素から製造するアンモニアの調達、輸送、貯蔵、受入設備、バーナ、ボイラ、排ガス処理を一体で評価します。混焼率、発電効率、NOx、未燃アンモニア、安全対策、設備改造費を確認し、商用運転へ進める条件を整理します。
AZEC地域の移行計画を支援
インドネシアは電力需要が増え、石炭火力への依存度が高いため、急速な廃止だけでなく既存資産の排出低減も課題です。IHIはアンモニア燃焼技術とプラントエンジニアリングを提供し、現地の燃料供給計画と整合させます。燃料製造時の排出を含む削減効果を確認し、将来の専焼や他発電所への展開可能性を検討します。