【水素エンジン】日本財団系、船舶脱炭素のR&Dセンターを完成

日本財団は、2024年9月4日、船舶の脱炭素化を推進する研究開発拠点「水素エンジンR&Dセンター」が完成したと発表しました。水素燃料エンジンと燃料供給・安全システムを実機規模で試験し、内航・外航船のゼロエミッション化に必要な技術を開発します。

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エンジンと安全設備を一体評価

水素は燃焼時にCO2を出しませんが、着火範囲が広く漏えいしやすいため、燃料供給、換気、検知、緊急遮断を含む安全設計が必要です。センターでは出力、効率、NOx、未燃水素、耐久性を確認し、船舶搭載を想定した運転条件を再現します。

海上実証と国際規則へつなぐ

研究成果は水素燃料船の建造・運航実証へ反映し、船級認証や国際的な安全ルール整備にも提供します。電池だけでは航続距離や重量に制約がある船舶で、水素エンジンは既存内燃機関の製造・保守基盤を活用できる選択肢です。燃料の製造・供給を含むライフサイクル排出とコストを検証し、商用化を加速します。

日本財団とヤンマーパワーテクノロジーは、試験成果を水素燃料船の実証と安全基準づくりへ生かすとしています。

出典:日本財団「水素エンジンR&Dセンターが完成」

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