カゴメは2024年8月29日、野菜飲料を製造する長野県の富士見工場で蓄電池システムの運用を開始したと発表しました。既存の太陽光発電設備を最大限稼働させるとともに、パネルを追加設置し、工場で使う再エネ電力を増やします。
余剰電力を蓄えて自家消費
製造ラインの稼働や休日によって電力需要が下がると、太陽光発電を抑える必要がありました。蓄電池へ余剰を充電し、需要が高い時間へ放電することで、発電電力を捨てずに利用します。ピークカットによる契約電力の低減や、停電時の事業継続にも活用できます。
工場の再エネ導入余地を拡大
蓄電池を加えることで、需要の瞬間値を超えて太陽光パネルを増設しやすくなります。食品工場は品質維持のため連続稼働する設備が多く、安定電力と脱炭素の両立が重要です。カゴメは発電・需要・蓄電の運用データを確認し、他工場への横展開や製品当たりCO2排出量の削減につなげます。