【V2X】新電元工業、機械式駐車場でEV給放電システムを実証

新電元工業は2024年9月、機械式駐車場に設置したEV用V2Xシステムの実証を発表しました。駐車中の車両を充電するだけでなく、車載電池から建物や電力系統へ放電できる構成を検証し、集合住宅や事業所でのEV電池活用を目指します。

狭い駐車設備へ給放電器を組み込む

機械式駐車場は車両がパレットごと移動するため、ケーブル取り回し、安全停止、車種差への対応が必要です。実証では給放電器、コネクター、駐車設備、制御システムを連携し、入出庫と充放電を両立させます。感電、誤接続、設備干渉を防ぐ動作も確認します。

EVを建物の蓄電リソースへ

夜間に充電し、電力需要が高い時間に放電すればピークカットや非常用電源に利用できます。太陽光が余る昼間の充電にも対応し、複数車両を束ねればデマンドレスポンスやVPPのリソースになります。新電元工業は実証データを製品仕様と設置基準へ反映し、都市部で普及する機械式駐車場を分散型エネルギー設備へ転換する市場を開拓します。

出典:新電元工業「機械式駐車場V2X実証」

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