ENECHANGEは2024年9月12日、電力シェアリング、サイバー創研と共同で、EVの充電を昼間へ移し、同時間帯に発電した再エネを同時同量で対応させる社会実証を実施すると発表しました。環境省の「デコ活」事業として、再エネ余剰とEV需要を時間単位で結び付けます。
EV利用者100人の充電行動を分析
ENECHANGEの利用者プログラムから100人を募集し、2024年10月1日から11月10日まで指定時間帯の充電を促します。東京、中部、関西電力管内の家庭のスマートメーターデータを利用し、同一系統内の太陽光発電量とEV充電量を照合します。充電記録は匿名化して収集し、CO2削減効果や行動変容を分析します。
出力制御回避と系統安定化を狙う
昼充電は、太陽光発電が多く電力需要が相対的に低い時間へ需要を移す「上げDR」です。夜間や需給逼迫時間から充電を移せば、余剰再エネの利用、出力制御の抑制、系統混雑の緩和が期待できます。実証結果は、新たな料金メニューやEVを活用するDRサービスの設計へ反映します。年間相殺ではなく時間別整合を確認する点が、24時間カーボンフリー電力の実装に向けた特徴です。