テスホールディングスは2024年9月2日、子会社のテス・エンジニアリングが物流施設「SOSiLA春日部」でオンサイトPPAによる再生可能エネルギー電力の供給を開始したと発表しました。建物屋根に太陽光発電設備を設置し、施設側は初期投資を負担せずに発電電力を利用します。
1.53MW設備で需要の半分超を供給
設備容量は1,531.53kWで、585Wの太陽光パネル2,618枚を採用しました。年間発電量は約172万kWh、施設内での自家消費量は約87万kWhを見込み、年間電力需要の約53.3%を賄います。これにより、年間約737トンのCO2排出削減を想定しています。契約期間は20年間で、設備の運転・保守もPPA事業者が担います。
余剰電力はFIP制度で市場へ
自家消費しきれない年間約85万kWhの余剰電力は、FIP制度を活用して卸電力市場へ売電します。物流施設の大規模な屋根を発電場所として活用しながら、需要地での直接消費と市場供給を組み合わせる仕組みです。オンサイトPPAの自家消費価値に加え、余剰電力も再エネ電源として流通させることで、施設単体を超えた再エネ導入拡大につなげます。