サイバーエージェント、広告制作AI「AI SCREAM」を法人提供—制作時間3割削減

サイバーエージェントは、2026年7月31日、広告制作AI「AI SCREAM」を法人提供について発表しました。広告クリエイティブ制作を支援する生成AI基盤「AI SCREAM」を8月から法人向けに提供すると発表しています。社内で蓄積した制作技術を外販し、新たな収益源に育てます。

同社は、「160万点の制作実績をサービス化」を今回の発表の重点としています。2025年2月から2026年6月までに約160万点の広告素材を生成し、制作時間を約30%短縮した実績を示しました。

160万点の制作実績をサービス化

画像・動画・文章を扱うマルチモーダル機能と、ブランド管理や権利処理を含むガバナンスを組み合わせ、企業の内製化も支援します。

広告代理業で培ったデータと運用知見をソフトウエアに転換できれば、労働集約的な収益構造の改善につながります。重要なのは導入企業数だけでなく、継続課金、1社当たり売上、既存広告受注への波及です。

事業への影響

一方、基盤モデル利用料や品質管理、人の審査工程が残れば利益率は限定されます。市場では外販の契約形態、粗利率、制作人員の生産性改善を追う必要があります。

今後の焦点は、発表した技術や需要見通しが実際の受注、契約単価、継続率へ転換するかを四半期ごとに追う必要があります。AI関連は市場成長が速い一方、計算資源費や競合投資も増えます。

出典

サイバーエージェントの発表資料

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