資生堂が「エリクシール AIスキンアナライザー」を拡張、173万人接点を販売へ活用

資生堂の公式発表によると、約173万人が利用した「エリクシール AIスキンアナライザー」に、たるみ改善のシミュレーション機能を追加しました。デジタル診断から商品提案へつなぐ顧客接点を強化します。

診断データで購入体験を高度化

スマートフォン上で肌状態を可視化し、将来の変化やケア後のイメージを提示します。店頭カウンセリングの知見をオンラインに拡張し、顧客が自分の課題を理解した上で商品を選べるようにすることで、ECと店舗双方の購買転換率向上を狙います。

投資家が注目するポイント

AI診断は広告接触より深いファーストパーティーデータを得られる点に価値があります。利用者を会員化し、継続購入や高価格帯商品へ送客できれば顧客生涯価値が高まります。一方、診断精度、個人情報管理、効果表現の適正性が信頼を左右します。投資家は利用者数に加え、会員転換率、購入率、リピート率を確認し、デジタル施策が広告費効率とブランド収益性を改善しているかを評価すべきです。

今後の確認点

今後は、発表した技術や需要見通しが実際の受注、契約単価、継続率へ転換するかを四半期ごとに追う必要があります。AI関連は市場成長が速い一方、計算資源費や競合投資も増えます。売上成長を上回る利益成長が続くか、顧客集中と設備・開発負担を含めて確認することが重要です。 あわせて、開示されたKPIを同業他社や前四半期と比較し、数量成長と価格・コスト要因を分けて評価することが欠かせません。

出典

資生堂公式発表

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