デルタ電子とNSウエストは、2024年7月11日、広島県三次市のNSウエスト三次工場でオンサイト型自家消費太陽光発電サービスを開始したと発表しました。両社がPPAの導入・実施契約を結び、設備は2024年6月から運転しています。
デルタ電子は工場の敷地と屋根に太陽光パネル計2,972枚を設置しました。発電した電力は系統へ売るのではなく、長期にわたり全量を三次工場へ供給し、車載表示機器などを製造する拠点の自家消費に充てます。
パワコン12台で分散構成
太陽光発電用パワーコンディショナーには、デルタ電子製「M70A_260」を12台採用しました。複数台に分けた分散システムとし、各区画の直流電力を交流へ変換して工場内の電力設備に接続します。
パネルを屋根と地上の双方に配置することで、工場敷地の未利用面を発電に活用します。設備容量や年間発電量、CO2削減量は発表資料では公表していません。
工場内で再エネを直接利用
オンサイトPPAは、需要場所の敷地内に第三者が発電設備を設置し、需要家が発電電力を購入する仕組みです。送電網を介さないため、発電と消費を同一拠点で管理できます。
両社は長期供給を通じ、三次工場で使う電力の一部を再生可能エネルギーへ切り替えるとしています。今後は発電実績と工場負荷を照合し、自家消費率や設備稼働率を継続的に管理することが重要になります。
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