トクヤマなど8者、北海道で水素・マグネシウム供給網を調査—NEDO事業に採択

株式会社トクヤマなど8者は、2026年7月30日、北海道で再生可能エネルギー由来水素と国産マグネシウムの一体的供給網を調べる事業がNEDOに採択されたと発表しました。稚内市を製造拠点、札幌市を主な需要地に想定します。

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水素を運ぶ媒体にマグネシウム

計画は再エネ電力で水素とマグネシウムを製造し、水素化マグネシウムとして道内輸送して需要地で熱利用する循環型モデルです。反応後の水酸化マグネシウムも回収・再利用します。2026年度に事業規模、価格、需要、LCAを調査し、審査を通れば2027~2029年度の技術開発・実証へ進みます。

事業化判断はコストと需要密度

水素化マグネシウムは常温で扱える可能性がある一方、製造・再生のエネルギー効率と輸送費が競争力を左右します。投資家は水素1キログラム当たりの供給コスト、需要家の確保、再エネ調達量、循環回数を確認する必要があります。実証へ移行できれば、トクヤマの素材技術を地域エネルギー事業へ広げる案件になります。

また、会社が今後開示する定量目標と実績の差、関連投資を営業キャッシュフローで賄えるかも確認項目です。

出典

トクヤマ「北海道の水素・マグネシウム一体供給網調査がNEDO採択」

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