SUMCOは2026年8月6日、2026年12月期中間期の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比4.7%増の2,150億円でしたが、営業損失63億6,300万円、経常損失121億7,900万円、親会社株主帰属の中間純損失128億9,500万円となりました。増収でも前年の営業黒字から赤字へ転落しました。
先端品増加を固定費が相殺
AI・データセンター向けの先端ロジックとメモリー用300ミリシリコンウェーハは出荷が大きく増えました。一方、新工場の減価償却費、エネルギー・人件費、低稼働の成熟品設備が利益を圧迫しました。200ミリ以下は顧客や用途で回復に差があり、生産体制の再編を進めます。
価格と稼働率が黒字化の鍵
1~9月累計予想は売上高3,330億円、営業損失63億円、純損失128億円です。投資家にとっては、300ミリ先端品の価格改定、長期契約の条件、新設備の稼働率、200ミリ以下の固定費削減が焦点です。AI需要の数量成長を減価償却増以上の利益へ変えられるかが、業績回復の最大の評価点となります。