SUMCO、中間配当を1株10円に据え置き—赤字下で期末配当は未定

SUMCOは2026年8月6日、2026年12月期の中間配当を1株10円としました。前年同期と同額ですが、中間期は営業損失63億6,300万円、親会社株主帰属の純損失128億9,500万円を計上しています。期末配当と年間配当は未定とし、半導体ウェーハ市況と下期の業績、資金需要を見極めます。

過去の高配当から調整

同社の年間配当は2022年12月期81円、2023年55円、2024年21円、2025年20円と、市況悪化に合わせて低下しました。今期は中間10円を維持したものの、赤字下では配当原資を利益だけで賄えません。先端300ミリ設備への投資と財務健全性の確保も必要です。

還元余力は黒字化次第

投資家にとっては、中間配当維持が将来の配当水準を保証しない点に注意が必要です。300ミリ先端品の需要増、価格是正、設備稼働率改善が下期キャッシュフローへどこまで寄与するかが焦点です。期末配当の決定は、成熟品の再編費用や投資負担を含む資本配分方針を示す材料となり、業績回復の確度と合わせて評価されます。

出典

SUMCO「株式配当・分割」

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