ZOZO、自己株取得が約92.7億円まで進捗—300億円上限の資本効率策を点検

ZOZOは2026年8月4日、自己株式取得の進捗を公表しました。7月1~31日に559万3,400株を64億2,603万円で取得し、6月17日の開始から7月末までの累計は812万1,700株、92億6,782万円となりました。取締役会が設定した取得価額上限300億円に対し、金額ベースの進捗率は約30.9%です。

最大4.86%の取得枠

取得上限は4,300万株で、自己株式を除く発行済み株式総数の4.86%に相当します。取得期間は2026年12月30日までで、東京証券取引所で市場買付を行います。同社は2024年3月期以降5年平均で総還元性向80%超を目指し、配当に加えて自己株買いを資本効率改善の手段としています。

成長投資との両立が焦点

買付と消却が進めば1株当たり利益やROEの押し上げ要因になります。一方、ZOZOはHigh LinkなどのM&A、物流設備、海外事業にも資金を投じています。投資家にとっては、残る約207億円の枠をどの株価水準で執行するか、取得株を予定どおり消却するか、成長投資後も十分なキャッシュ創出力を維持できるかが重要です。

出典

ZOZO「自己株式の取得状況に関するお知らせ」

電力シェアリングニュース記事一覧へ>>