ZOZOは2026年7月31日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表しました。売上高は前年同期比3.9%増の561億3,200万円、営業利益は5.7%増の178億8,300万円、親会社株主帰属利益は4.6%増の118億9,500万円でした。商品取扱高はその他を除き5.1%増の1,566億9,400万円です。
既存ECと買収事業が寄与
ZOZOTOWNの商品取扱高は3.6%増の1,260億1,000万円、LINEヤフーコマースは7.6%増、英LYSTは33.3%増となりました。香りのサブスク「カラリア」を運営するHigh Linkは5月から連結し、PMIを進めています。ZOZOTOWNからカラリアへの送客も始め、ファッション周辺市場へ顧客単価を広げます。
利益率とM&Aシナジーを注視
配送条件と倉庫効率の改善は利益率を支える一方、プロモーション費や物流設備の償却、LYSTの事業構成は重荷となります。投資家にとっては、既存ECの会員成長に加え、High Linkの継続率とクロスセル、海外事業の黒字化が焦点です。2030年3月期の調整後EBITA900億円目標へ、買収事業を利益成長に転換できるかが問われます。