大和ハウス、通期営業利益予想を4,600億円へ上方修正—年間配当も178円へ増額

大和ハウス工業は2026年8月6日、2027年3月期の通期業績予想を上方修正し、営業利益を従来の4,000億円から4,600億円へ引き上げました。売上高は5兆8,000億円から5兆9,000億円、純利益は2,270億円から2,660億円へ修正しました。

不動産売却と事業進捗を反映

第1四半期に国内外の不動産売却が進み、各事業の進捗も期初想定を上回ったことを業績予想へ反映しました。ただし、上方修正額には物件売却に伴う利益が含まれるため、再現性を判断するには住宅販売、賃貸住宅、商業施設、物流施設など事業別の営業利益を確認する必要があります。米国住宅の販促費や金利動向も変動要因です。

配当増額で還元を連動

年間配当予想は株式分割前ベースで従来比2円増の1株178円としました。同社は2026年9月に1株を2株へ分割する予定で、分割後の配当表示との比較には注意が必要です。業績上振れを株主還元へ反映した点は前向きですが、投資家は配当の継続性と、物流施設・海外住宅への成長投資を両立できるキャッシュ創出力を注視します。

出典

大和ハウス工業「業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」

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