長谷工、2027年3月期1Q営業利益は46.0%増—マンション工事採算と受注が大幅改善

長谷工コーポレーションは2026年8月6日、2027年3月期第1四半期の売上高が前年同期比9.2%増の3,121億円、営業利益が46.0%増の299億円になったと発表しました。経常利益は58.9%増の305億円、純利益は68.5%増の213億円で、利益の伸びが増収率を大きく上回りました。

工事利益率が大きく改善

完成工事・設計監理の粗利益率は17.9%と、前年同期の12.6%から5.3ポイント上昇しました。資材・労務費を織り込んだ受注、設計施工一貫体制、進行中案件の採算管理が利益拡大につながったとみられます。単体の建設受注高は93.8%増の2,488億円で、将来売上の基盤も厚くなりました。

受注急増後の施工能力を確認

マンション工事は大型案件の受注時期で数字が振れやすいため、単四半期の伸びをそのまま通期へ延ばすのは慎重さが必要です。人手不足のなかで工期を守り、受注残を高い利益率で売上へ転換できるかが焦点です。建設に加え、不動産販売、管理、賃貸などストック型事業の利益が安定性をどこまで高めるかも注目されます。

出典

長谷工コーポレーション「2027年3月期 第1四半期決算説明資料」

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