三井物産、2027年3月期1Q純利益は過去最高2,941億円—基礎営業CF2,809億円、自己株取得2,000億円

三井物産は2026年8月4日、2027年3月期第1四半期の連結純利益が前年同期比1,025億円増の2,941億円となり、第1四半期として過去最高を更新したと発表しました。基礎営業キャッシュ・フローは646億円増の2,809億円で、利益と現金創出力がそろって拡大しました。

資産リサイクルと複数事業が増益を支える

純利益の増加には、イノベーション・コーポレートディベロップメント分野の資産リサイクルに加え、化学品のトレーディングやメタノール、モビリティ、デジタル・インフラなど複数領域の伸長が寄与しました。商品市況だけに依存せず、保有資産の入れ替えと事業収益を組み合わせるポートフォリオ運営が、第1四半期の数字に表れています。

2,000億円の自己株取得で還元を強化

同社は2027年1月までを取得期間とする上限2,000億円の自己株取得を決め、取得株式は全数消却する方針です。株主還元額を基礎営業キャッシュ・フローの50%超とする目標も示しました。第1四半期のキャッシュ・インは3,400億円、投融資は1,470億円で、成長投資を進めながら還元余力を確保できるかが今後の焦点です。

出典

三井物産「2027年3月期 第1四半期決算説明会」

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