キッコーマン、2027年3月期1Q事業利益29.3%増 海外卸売が利益成長を主導

キッコーマンは2026年8月5日、2027年3月期第1四半期の売上収益が前年同期比15.0%増の2,020億3,200万円、事業利益が29.3%増の252億5,600万円になったと発表しました。親会社の所有者に帰属する利益は24.3%増の190億1,700万円です。為替影響を除いても売上は6.0%、事業利益は18.2%増えました。

海外卸売の増益が際立つ

国内食品の売上は5.1%増、事業利益は14.2%増でした。海外食品製造は売上14.8%増、利益16.1%増。特に海外食品卸売は売上18.1%増の1,171億1,900万円、利益46.8%増の93億9,500万円となり、為替を除いても利益は33.8%伸びました。日本食材の流通網が収益拡大を牽引しています。

通期据え置きの保守性を検証

会社は通期の売上収益7,991億円、事業利益823億円の予想を据え置きました。第1四半期の増益率に比べて通期利益は3.5%増の計画で、為替や物流費、原材料費を慎重に見ています。海外卸売の高い伸びが続けば、上振れ余地が生じる一方、円高転換時の換算影響には注意が必要です。

出典

キッコーマン 2027年3月期第1四半期決算短信

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