日本たばこ産業(JT)は2026年8月5日、Ploom用たばこスティック全31銘柄の小売定価改定について財務大臣の認可を受け、10月1日から値上げすると発表しました。加熱式たばこの課税方式見直しに対応したもので、EVOは580円から620円、MEVIUSは550円から590円、CAMELは530円から570円へ、いずれも1箱40円引き上げます。
税負担を一律40円転嫁
ブランドごとの価格差を維持したまま同額を上乗せし、税コストを販売価格へ反映します。値上げ率はEVOで約6.9%、MEVIUSで約7.3%、CAMELで約7.5%です。単価上昇は売上を押し上げますが、低価格ブランドほど消費者負担率が高く、買い控えや他製品への移行が生じる可能性があります。
Ploom成長の持続性を検証
JTは上期にPloom販売数量を大きく伸ばしており、加熱式が成長の柱です。価格改定後も利用者と市場シェアを維持できれば、税制変更を吸収しつつ収益拡大を続けられます。投資家は10月以降の販売数量、ブランド間の移行、競合の価格設定、販促費の増加を確認する必要があります。