味の素、2027年3月期1Q事業利益27.3%増 食品と電子材料が増益を牽引

味の素は2026年8月6日、2027年3月期第1四半期の売上高が前年同期比13.2%増の4,121億500万円、事業利益が27.3%増の601億1,600万円になったと発表しました。親会社の所有者に帰属する利益は13.1%増の364億5,200万円。食品の安定成長とヘルスケア等の高収益化が並行しました。

電子材料が利益成長を加速

調味料・食品は売上11.9%増、事業利益13.0%増でした。ヘルスケア等は売上22.8%増、利益63.3%増となり、AIサーバーやネットワーク向け電子材料が大きく寄与しました。一方、冷凍食品は売上5.6%増でも利益が23.2%減り、数量、価格、コストの組み合わせに課題が残ります。

事業構成の変化を評価

第1四半期の事業利益進捗率は通期計画に対して29.8%です。食品企業でありながら半導体材料が利益の伸びを押し上げる構造が鮮明になりました。投資家は電子材料の需要持続性と設備投資回収に加え、冷凍食品の採算改善、食品部門の値上げ効果が通期にどう表れるかを確認する必要があります。

出典

味の素 2027年3月期第1四半期決算短信

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