キオクシアHD、2027年3月期1Q売上1兆7,671億円 AI需要と単価上昇で急拡大

キオクシアホールディングスは2026年7月31日、2027年3月期第1四半期の売上収益が1兆7,671億円、営業利益が1兆2,700億円になったと発表しました。売上は前年同期比で1兆4,243億円増え、親会社の所有者に帰属する利益は8,422億円でした。生成AI向けを中心とするデータセンター需要と平均販売単価の大幅上昇が業績を押し上げました。

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SSD・ストレージが主導

用途別売上はSSD・ストレージが1兆1,747億円、スマートデバイスが5,257億円です。前四半期比でも売上は7,643億円増え、Non-GAAP営業利益は1兆3,262億円となりました。円安も追い風ですが、利益拡大の中心は出荷容量の増加と価格改善です。

高収益の持続性を見極め

メモリー市況は需給と価格の変動が大きく、会社は通期予想を開示していません。訴訟損失引当金366億円や株式報酬費用194億円も計上しました。投資家はAIサーバー需要の継続、顧客在庫、競合の増産、次四半期の単価を確認し、足元の高い利益率が構造的か循環的かを見極める必要があります。

今期の急拡大は価格上昇の寄与が大きく、市況反転時には利益率が低下する可能性があります。設備投資を需要に合わせて抑制できるか、長期契約や高付加価値SSDの比率を高められるかが変動耐性を左右します。

出典

キオクシアホールディングス 2027年3月期第1四半期決算短信

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