日本ハムは、2026年8月3日、2027年3月期第1四半期の連結決算を発表しました。売上高は3,849億46百万円と前年同期比8.7%増、事業利益は194億15百万円と19.5%増加しました。一方、親会社の所有者に帰属する四半期利益は107億72百万円と5.6%減少しました。
食肉事業が利益成長を主導
食肉事業は売上高2,808億5百万円で12.2%増、事業利益152億64百万円で20.4%増でした。輸入食肉の価格設定と在庫管理、ブランド戦略が寄与しました。加工事業は売上高1,321億89百万円で2.5%増でしたが、原料高で事業利益は7億46百万円と13.9%減少しました。スポーツ・エンターテインメントは観客動員を背景に売上・利益とも伸長しました。
通期は事業利益10.7%減を計画
通期予想は売上高1兆5,000億円、事業利益610億円、親会社利益380億円で据え置きました。第1四半期の事業利益進捗率は31.8%と高い一方、棚卸資産は前期末比13.7%増の1,744億68百万円となりました。食肉価格の高止まり局面で、適正な価格転嫁と在庫回転を維持できるか、加工事業の原料高を吸収できるかが今後の焦点です。