日揮グローバル、衛星データによるメタン排出検証事業に参画

日揮ホールディングスは、2026年8月4日、日揮グローバルが、JOGMECの衛星データを用いた温室効果ガス排出源の特定・測定技術検証事業に参画すると発表しました。三菱電機が受託した事業で、2025年6月に打ち上げられた温室効果ガス・水循環観測技術衛星「GOSAT-GW」のデータを活用します。

米国設備でメタンを実地検証

米国の実証設備でメタン排出の検出・定量性能を検証し、国連環境計画が主導する石油・ガス業界向け報告枠組み「OGMP 2.0」への適用可能性を調べます。GOSAT-GWは環境省、国立環境研究所、JAXAが共同運用する衛星です。日揮グローバルはLNG生産設備の排出管理に関する知見を生かし、実地評価と国際報告枠組みとの整合性検討を支援します。事業期間は2026年8月から2027年2月までです。

排出量定量化をサービス事業へ

日揮グループは世界のLNG液化トレインの30%超にEPCで関与し、GHG排出量定量化サービス「HiGHGuard」も提供しています。衛星観測と設備側の検証を結び付けられれば、LNG事業者の漏えい把握や情報開示を支える継続サービスへ発展する余地があります。受注額は非公表ですが、EPC後の収益機会を広げる案件として注目されます。

出典

JOGMECが公募した2026年度「衛星データを用いた温室効果ガスの排出源特定および測定に向けた技術検証事業」に参画

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