サッポロビール、うどんこ病抵抗性ホップ「フラノ2004B号」を開発

サッポロビールは、2026年7月29日、うどんこ病への抵抗性を持つホップ「フラノ2004B号」の開発に成功し、品種登録を出願したと発表しました。登録されれば、日本で登録されたホップ品種として初のうどんこ病抵抗性品種になる見込みです。

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気候変動による病害へ対応

うどんこ病は葉や球花の成長を妨げ、収穫量とビールの苦味成分を低下させます。20度前後や夜間に感染リスクが高まるため、温暖化が進む北海道・東北の産地では被害拡大が懸念されます。農薬散布だけでは防ぎにくい事例や、化学農薬規制の強化も想定される中、品種そのものに抵抗性を持たせ、原料調達リスクと環境負荷を同時に抑えます。

2027年の商業栽培を目指す

同品種は収穫量、苦味成分量、醸造試験でも従来品種と同等以上の成績を示しました。「2030年までに気候変動適応品種を登録出願する」とした目標を4年前倒しで達成し、2027年から商業栽培を始める計画です。将来は主力ビールへの採用と海外栽培も視野に入れます。栽培面積、単位収量、農薬使用量、主力ブランドでの採用時期が、原料の安定確保とコスト低減を測る指標となります。

出典

気候変動適応に向けて、うどんこ病への抵抗性をもつホップ「フラノ2004B号」を開発

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