【下水熱】東京都下水道局など、麻布台ヒルズの地域冷暖房事業で国交省グランプリ

国土交通省は、2024年9月3日、第17回「循環のみち下水道賞」の受賞案件を発表しました。最高位のグランプリには、東京都下水道局と虎ノ門エネルギーネットワークによる、下水道管から下水熱を取り出して地域冷暖房へ供給する事業が選ばれました。

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下水道管から地域冷暖房へ熱を供給

受賞事業は、年間を通じて温度が比較的安定する下水の熱を、麻布台ヒルズ周辺の地域冷暖房の熱源として利用するものです。下水道管から民間の地域冷暖房施設へ下水熱を供給する国内初の取り組みとして評価されました。未利用エネルギーを都市部で活用し、冷暖房に伴う化石燃料の使用と二酸化炭素排出量の削減を図ります。

官民連携による都市脱炭素モデル

下水道管理者とエネルギー事業者が連携し、既存の都市インフラを低炭素な熱供給に転用した点が特徴です。同賞ではこのほか8案件が選ばれ、表彰式は9月10日に国土交通省で開催されました。下水熱は天候に左右されにくい地域資源であり、大規模な熱需要が集まる再開発エリアでの導入例として、他地域への展開も注目されます。

出典:国土交通省「第17回『循環のみち下水道賞』受賞者決定」

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