【洋上風況】NEDOなど、青森県六ヶ所村で国内初の観測機器精度検証サイトを本格運営

NEDOなどは2024年7月9日、青森県六ヶ所村のむつ小川原港内に、洋上風況観測用リモートセンシング機器の精度を検証できる国内初の試験サイトを整備し、本格運営を開始したと発表しました。

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観測マストとライダーを同じ海域で比較

むつ小川原洋上風況観測試験サイトは、基準となる洋上風況観測マストのデータを提供し、ドップラーライダーなどの測定値と比較できる施設です。沿岸からレーザーを照射するスキャニングライダーや、浮体に搭載するフローティングライダーなど、多様な機器の事前検証に対応します。機器利用者は精度検証レポートの発行も受けられます。NEDO、神戸大学、日本気象協会、レラテックが整備し、2024年3月に設立したむつ小川原海洋気象観測センターなどが管理・運営を担います。

事業性評価の不確実性と調査負担を低減

洋上風力の事業計画では、発電量予測や風車設計に高精度な風向・風速データが必要です。しかし洋上観測マストは建設費が高く、許認可や地元調整にも時間がかかります。遠隔観測機器の信頼性を国内の海象条件で確認できれば、調査期間と費用を抑えながらデータ品質を確保できます。サイトは研究開発や教育、寒冷地・重塩害環境での実験にも開放し、観測データを地域の海域利用情報にも活用します。継続運営には利用件数の確保と、国際基準に整合する評価手順の更新が重要です。この取り組みは、設備や技術の性能だけでなく、運用データ、安全性、保守体制、関係者間の役割分担を具体化する点に意味があります。実証や初期運用で得られる知見を公開し、導入条件と費用対効果を明確にできれば、同種案件への横展開を後押しします。この取り組みは、設備や技術の性能だけでなく、運用データ、安全性、保守体制、関係者間の役割分担を具体化する点に意味があります。実証や初期運用で得られる知見を公開し、導入条件と費用対効果を明確にできれば、同種案件への横展開を後押しします。

出典:NEDOニュースリリース

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