安藤ハザマは、静岡県牧之原市の営農型太陽光発電所から静岡市の支店ビルへ電力を送る自己託送システムを開発し、4月1日に運用を開始しました。発電・需要予測と蓄電池制御をクラウド上で統合し、計画値同時同量に対応します。

両面パネルと反射材で発電量を向上
発電所は農地上に東西向き・傾斜60度で両面受光型パネルを配置しました。地面に反射シートを敷き、一般的な片面パネルに比べて発電効率を5~10%高めます。農作物の生育と発電の両立を検証しながら、年間約4万1,000kWhを静岡支店へ送る計画です。
予測・蓄電池制御を一体化
クラウドシステムが発電量と需要量を計測・予測し、送電計画を作成します。鉛蓄電池の充放電や遠隔リフレッシュ、出力抑制も組み合わせ、インバランスの低減を図ります。自社遊休地・農地で生み出した再エネを離れた自社拠点で使う仕組みは、建設会社の脱炭素と技術実証を同時に進めるモデルです。