三井住友銀行と三井住友カードは、2026年7月28日、法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk」に保証協会付き融資などの新機能を追加すると発表しました。2025年5月の開始から約1年で利用口座数は9万口座を突破しています。
東京都内の法人は、来店せずにオンラインで保証協会付き融資を相談できるようになります。短期の運転資金だけでなく、設備投資など長期資金の調達ニーズにも対応する設計です。他行宛て振込手数料は145円から実質100円へ引き下げました。
口座開設は最短即日へ
従来は最短翌営業日だった口座開設を、8月中旬をめどに最短即日へ短縮するとしています。請求書支払い、法人カード、口座管理、融資を一体化し、創業間もない企業や中小企業の主要な決済口座を取り込む戦略です。
9万口座という顧客基盤を融資残高や決済手数料、法人カード収益へどこまで結びつけられるかが焦点になります。手数料の引き下げは1件当たり収益を圧迫しますが、取引件数と預金残高の増加で補えれば収益基盤は厚くなります。対面店舗を使わない低コスト運営を維持しながら、信用審査と利便性を両立できるかがデジタル法人金融の競争力を左右します。保証協会融資の利用地域を東京都外へ広げられるかも成長余地を測る材料です。