三菱電機は、スマート中低圧直流配電ネットワーク「D-SMiree」を清水建設のイノベーション拠点「温故創新の森 NOVARE」に納入し、全面稼働を開始しました。太陽光、蓄電池、水素設備、施設負荷を直流でつなぎ、電力変換のロスを抑えます。
複数の分散電源を直流で統合
システムは、中圧直流と低圧直流の配電網を組み合わせ、太陽光発電、蓄電池、水素燃料電池、水素製造装置、照明などを直接接続します。機器ごとに交流と直流を繰り返し変換する工程を減らし、年間約30トンのCO2削減を見込みます。
停電時も重要負荷を継続
災害などで外部系統が止まった場合は、太陽光と蓄電池、燃料電池を協調制御し、照明や水素製造などの重要負荷へ長時間給電します。再エネを地域内で効率よく使うマイクログリッドとして、建物や工場の脱炭素とレジリエンス向上への展開を目指します。