神戸市、ノーリツ、神戸市公立大学法人は、水素燃焼技術の活用と水素人材育成に関する連携協定を締結しました。ノーリツが開発する水素100%燃焼給湯器を使った実証や、神戸市立工業高等専門学校での教育を通じ、水素社会の実装を後押しします。
家庭用給湯器の水素転換を検証
ノーリツの試作機は、家庭用ガス給湯器を基礎に、燃焼部品と制御ソフトを水素向けに変更したものです。最大24号の給湯能力と毎分2.4リットルの低流量運転を想定し、国内向け前方排気型に加え、欧州や豪州を意識した上方排気型も開発します。実証では燃焼安定性、安全性、熱効率などを確認します。
教育と産業振興を組み合わせ
神戸高専の学生が実機や燃焼技術を学ぶ機会を設け、市は実証場所や地域企業との連携を支援します。既存の給湯機器技術を水素へ転用できれば、住宅分野の需要創出と関連部品産業の育成につながります。